飼育容器・飼育用品
ペアリングスペース
コバエシャッター(小)
このサイズが、一番無駄が無くコンパクトにペアリングできるのではないでしょうか?
餌皿
“夫婦”が、仲良く食事するためにも食卓は重要です。また、交尾のためのベットとしても餌皿は必要だと思います。私は、60gと16gの2穴タイプを使用しており、それぞれ違うゼリーを入れております。
日中、餌皿をどけてみると、仲良く2頭が添い寝している姿が見られます。なかなか、仲睦まじい生き物ですヨ。
産卵ケース
コバエシャッター(中)
このケースを産卵ケースに使用しています。産卵木Mサイズ2本がちょうど入る大きさですが、私の場合は1本と菌糸ブロック1/2個を入れて使用しています。
QBOX30/40
以前はこれを使用していました。産卵木を直立できないこととコバエ対策が必要なため、今年からはセットしていません。
詰替え用品
ブロック崩しには専用のセットを使用することをお勧めします。私は、奈良オオクワセンターでまとめて購入いたしました。
QBOXとブロック崩し金網
QBOX60サイズで、菌糸ブロック2個の作業が目安です。貴重な時間を有効利用するためにも道具は活用しましょう(特にブロック崩し金網は重宝しています)。
パン切りナイフ
ブロックの皮膜取りに使用します。
包丁研ぎ
仕上げ用に菌糸の回りを良くする為に、包丁研ぎを使って中央に穴を開けて完成です。
消毒について
使用前には詰替え道具の消毒が必要ですが、私はライオンのキレイキレイを愛用しています。
ビン/ブロ-容器
ビンあれこれ
菌糸の選択に併せて、どのビンを使用するかは悩ましい問題です。
広口600
初齢投入用にもっともポピュラーなサイズです。1ブロックで大体6本ほど詰められます。ただ、1本目の末期(二ヵ月後)には大型の幼虫にとっては少々、手狭に感じますし、劣化も進むような気がします。
ハチミツ1000
今年から初齢投入用に使用しています。ちょうどポリの菌糸ビン(800cc~850cc)と同じ容量のため、比較実験するにはちょうどよいと考えています。1ブロックで大体4本ほど詰められます。
円筒
口が狭まっていないため詰め替えや洗浄が大変楽なビンです。♀の場合はこれで羽化させます。難点は、別途タイペストフィルターが必要なことです。1ブロックで大体3~4本ほど詰められます。
ダルマ1500
大型の♂の羽化には欠かせないビンです。横幅があり、大きな蛹室が必要な場合でも安心していられます。難点は、円筒ビン同様、タイペストフィルターが必要なことです。1ブロックで2本ほど詰められます。
フタについて
円筒ビンとダルマ1500については、タイペストフィルターが必要ですが、広口600、はちみつ1000、2000には共通のフタが使用できます。タイペストシールを貼るものと専用のフィルターがついたものがあります。どちらがよいか(通気性、防ダニなど)は比較実験中です
【使用パターン】
私の場合は、下記のようなパターンで使い分けています。
- ♂の場合
ハチミツ1000/広口600 → (円筒ビン) → ダルマ1500(羽化) - ♀の場合
ハチミツ1000/広口600 → ハチミツ1000/円筒ビン(羽化)
ブローあれこれ
主にマット飼育用に使用しています。
ブロー460
初齢投入用に使用しています。小型種の場合は♀はこの容器のみで羽化させます。
ブロー900
小型種の♂の2齢〜羽化まで、この容器で飼育します。
ブロー1500
大型のヒラタ(対馬など)の♂の2齢〜羽化まで、この容器で飼育します。
羽化サポート
ミタニ社の人工蛹室(メガエッグ)とRTNのUPACYU~(ウパチュ~)を持っています。
対馬ヒラタやオオクワの羽化に使用してみましたが、実際の羽化には先行して羽化した菌床の蛹室を再利用するのがベストだと思います。
但し、観察用には最適であり、スポンジのサイズがコバエシャッター小と同サイズなので整理整頓できます。
メガエッグ
UPACYU~
成虫容器
プリンカップ(200、400)
主に余品輸送用に使用しています。通常の管理には、正直不向きだと思います。力の強い♂は、こじ開けて脱出はするは、角で穴を空けるはで大変です。
コバエシャッター(エス、ミニ、小)
“コバエシャッター”というネーミングからも煩わしいハエの被害から開放された画期的な商品だと思います。
使用しての感想ですが、100%コバエをシャットはできていません。餌交換時などに移入しているのでは?と思いますが、フタの隙間から入っている可能性もあります。通常の飼育や越冬管理に使用しています。
- コバエシャッター小
大切な♂の管理とペアリング用のケースとして使用しています。 - コバエシャッターミニ
♂の単体管理や小型種のペア飼育に使用しています。 - スタッグミニ
コバエシャッターの対抗商品です。コバエシャッターでは通気用に不燃紙を使用していますが、こちらはフタの細かいスリット(タテ溝)でコバエをシャットし通気を確保しています。こちらも本当にコバエをシャットできるか、現在テスト使用中です。 - コバエシャッターエス
♀の単体管理のケースとして使用しています。最近では広口600の利用の方が多くなっています。
QBOXミニ
昨年まで越冬管理に使用していました。フタと本体との間に適度の通気穴があり、積み重ねも便利なのですが、コバエ対策で万全でない(通気穴から出入り)為、現在は使用していますせん。
広口600
産卵前後に♀に餌を集中的に食べさせたい時に使用しています。積み重ねができるので♀の多頭管理に便利です。いわば“強制餌取得シェルター”です。
タッパウエア
羽化後の成虫一次保管に使用してきました。蛹室から取り出した後の管理に使用していましたが、密閉状態なので小穴を空けなければならないことが難点です。
また、材質がやわらかいので♀がフタを齧り、いとも簡単に脱走してしまいました。
ノコギリクワガタの越冬管理
小物ケース
100円ショップで見つけた優れものです。♀の管理では12頭/100円、♂の管理では、6頭/100円ということで抜群のコストパフォーマンスです。羽化後の一次管理や越冬管理に使用しています。
ガラス水槽
成虫観察専用にガラス製の水槽を使用しています。使用状況は、テラリウムのページをご覧ください。
コロンボウ
成虫の転倒事故(起き上がれなくなって死んでしまう)防止用の用品です。
今まで産卵木の樹皮を使用していましたが、コバエの発生やゼリーやクワちゃんの排泄物で汚れて二次利用は出来ませんでした。プラスティックなので何度も洗って使用でき、衛生的です。
16g用の餌ゼリーフォルダーが付いていますが、サイズが今ひとつで使用するゼリーによっては直ぐに外れてしまいます。
ゼリーカッター
16g、30gのゼリーに十文字の切り込みをいれるためのものです。汁が飛び散るのが難点でベトベトに悩まされてきました。
16gゼリーを半分にカットするものです。乳酸パワーゼリー以外は汁ダレしてマットを汚すだけなのでしようしないほうが良いでしょう。
その他
ノギス
成虫の体長や頭幅などの測定に加えて、幼虫の頭幅測定に使用しています。
デジタルスケール
幼虫の体重測定に使用しています。小数点以下も測定できる高機能版が欲しいところです。
絵筆
成虫の撮影時の必需品です。マットなどの汚れを落とすのに使用します。