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ヒラタクワガタ
Dorcus titanus pilifer : DTP
特長
- ♂の成虫はWildでは最大75.4mm、繁殖下では、76.7mmが記録されています。♀は、コクワガタと非常に似ていますが光沢があるのが特徴です。
- クヌギやコナラの立ち枯れ河川敷の柳の木の根部に穿孔し繁殖している。耐寒温度の関係か関東より北の地域では見られない。
- 成虫は、繁殖したものでも1~2年は生きる。
- オオクワ同様、潜洞性が強く、クヌギやコナラの樹洞に入っているケースが多い。
- 性格は荒々しく、角自体にもかなり鋭いノコギリ状の牙があり取り扱いに注意が必要。
佐賀県三養基郡三根町産Wild56mm
オオクワガタの産地で有名な神埼郡産です。九州ではヒラタクワガタは普通種のようです。
東京都西部産F3♂60mm
開発の進んだ東京都下でもヒラタを採取することができます。北限に近い場所でもあり、サイズはWildでは、40mm台が普通です。
主な産地
国内に広く分布しているが、分布の北限は日本海側は山形県酒田市、太平洋側では茨城県からの採集記録がある。
- 一般に南西諸島から北進して生息域を広げてきた模様。
- 関東以南の日本全国(本州、四国、九州、伊豆諸島、隠岐諸島、山口県離島、瀬戸内海離島、九州沿岸離島、大隈諸島など)。
コメント
子供の頃、憧れのクワガタであった。ペットショップで60mmを超える♂がとてつもなく大きく感じた。自己の採集記録は45mmが最高。